
こんにちはスタローンです
今日は
「あなたのガクチカがつまらない理由」について話します
今日の話は誰にでも使えて、なおかつ、めちゃめちゃ効果的なので
是非使ってください
この話し方を知るだけで、あなたのトークスキルは2倍になると思っても大丈夫です
・あなたを落とす場面を、入れなくてはいけない
ESのガクチカを面接で話す就活生
あなたは、
ESのガクチカを、そのまま面接で話してはいないだろうか?

と思ったそこのあなた、
今回の記事は読む価値があります。
自分は、就活生との面談を年に40~50件ほど行うのですが、
ESに書いてあるガクチカを、読んでいる学生が多い!

と思ってしまいます
ESに書いてあるガクチカを、そのまま話す時のデメリットは2つあります
・感情がこもらずに、話が平坦になる
・書き言葉を話すので、硬い感じがしてつまらない
いずれの要因も、あなたの面接をつまらなくさせます
感情がこもらずに、話が平坦になる
面接官はESを読んで、準備を行ってから面接に臨んでいます
と言う事は、あなたの話を聞くのは2回目になる訳です
しかも、ESを読むのは面接が始まる少し前のケースが多い為
さっきESを読んだばかりなのに、面接でも同じ話をされたら
飽きちゃいますよね??
書き言葉を話すので、硬い感じがしてつまらない
最近はオンライン面接が流行っているせいか、パソコンに映っているESをそのまま読んでいる生徒が多いです。
あれ、バレバレなんでやめた方が良いですよ


視点が一点しか見ていないし、明らかにスムーズな喋りをしているから
あと、”喋る言葉”と”書き言葉”って文体が異なるので、
“書き言葉”を聞いてもつまらないです
・感情がこもらずに、話が平坦になる
・書き言葉を話すので、硬い感じがしてつまらない
上記の2つが、ESに書いてあるガクチカをそのまま話す時のデメリットになります

じゃあ、どうやって話すのが一番伝わるの?

次の章で詳しく解説するよ
おもしろいガクチカは「ヤンキーの更生」「ダイエット番組」??
テレビを見てると、ヤンキーの人が更生する番組とかやってますよね。

だけど、23歳の時に尊敬する上司との出会いがあって、ボランティアを始めて、
自分その時から変わったんです
今は周りの方に支えられて、更生施設の館長やってます。
みたいな話。
ああいう話って、視聴率が良いですし、なおかつ、人を惹きつける様な内容になっています。
ということは、”面白い”話のエッセンスが詰まっている訳ですね
”面白い”話のエッセンスを具体的に考えると、ある法則が見つかります
それは”神話の法則”というフレームワークで、
大まかな流れとしては
②出会い
③試練
④復活
で構成されています(もっと詳しくすると12stepあります)
世界の面白い話は、この構成で作られているケースが多いです

それでも難しいよ

面白い話が作れるようになるから、使ってみたらどうかな?
先程の”神話の法則”を更に簡単にしたのが、
“プラスマイナス話法”です
プラスマイナス話法は簡単な構成をしていて、話の中に”マイナス”を作るだけで十分です
実はなんですが、「ヤンキーの更生」話にも、このパターンは使われていて
昔は悪いことばかりしていた人が(マイナス)
更生施設の館長をやっている(プラス)
話の中に、必ずマイナスとプラスがあります
面白い話し方を身につけたい人は、”マイナス”を自分の話の中に入れるだけでも、簡単に面白くする事ができますよ
人間は「差」しか理解できない頭をしている
なぜ”マイナス”を話に入れる事が有効なのか?
それは”差分検知”という、人間が持っている性質が関係しています
みなさんサウナって行った事ありますかね?
ただの、あっつい100度くらいの部屋です(私は好きですが)
サウナ入った後って水風呂に入ると思うんですけど、水風呂に入った瞬間って、凄い冷たいんですよね

死ぬんじゃないか
って思うくらいです
でも、冷たいと思うのは最初だけなんですよね
1分もすれば少しずつ慣れてきて、

ぐらいにしか思わなくなります
なぜ、こんな現象が起きるのか?
それは、人間は「差分検知」が発達した生き物だからです
原始時代、人間は弱い生き物でした。
マンモスとかうじゃうじゃいたんですよね、あの時代
一人でいる時に、マンモスとかと遭遇してしまったら、どうなっていたでしょうか?
踏まれて、倒されて、死んでいたんですよね
マンモスがうじゃうじゃいる時代、
人間が生き残る方法は”逃げる”しかありませんでした

何か音がする
そう思ったら、人間は不安感を覚えて、逃げる準備をしていました
これが先祖代々繰り返され、何百万年も人間は逃げ続けました
「何かおかしい = 差がある」と思ったら、
人間は反応する生き物になりました
今の私たちもこの習性(差分検知)を持っていて、
→ゆっくり変化するから気づかない
・理系の女子がめちゃめちゃモテる
→比較対象がほとんどいないから、正常な比較が行えない
とかも、差分検知が原因です
現代の私たちにも、この習性は色濃く残っており、
差分が大きいモノに対して”強く反応してしまいます”
面白いガクチカを作るには、マイナスを強調しよう
就活に話を戻すと、あなたが面接ですべき事は、
話の中にマイナスを作る事です
マイナスを作ることで、プラスとの差分を大きくして、
面接官の反応性を高めましょう
例えば、インターンで営業を行っていた学生の例を考えてみましょう

大学2年生の時に参加した際には300人中290位の成績でしたが、
上手い先輩の営業トークを学ぶことで、
大学3年生の終わりには、300人中20位の成績になりました。

300人中290位って、どのくらい悪い状態なのだろう??
確かにこれはすごいエピソードではあると思うけど、あんまり面白くないですよね
面接官も正直聞き飽きてるエピソード構成です
ここで、「マイナスを作る」をやってみる
「300人中290位の成績」
を
「300人中290位の成績で、時給30円の営業」
と言い換えてみる

大学2年生の時に参加した際には300人中290位の成績でした。
その時の稼いだお金は「時給30円」で、日本で最も営業が下手と言っても過言ではありませんでした。
しかし私は、上手い先輩の営業トークを学ぶことで、大学3年生の終わりには、300人中20位の成績になりました

これは面白い
こうするだけで、相当面白いし、
何よりも話が伝わるようになる
きちんとマイナスを説明するだけで、プラスがより輝きます
明日面接のあなた、ぜひこの方法を試して欲しいです
・あなたが底の状態にいた時の話を、より詳しく語ろう