
こんにちはスタローンです
今日は
「ESに書くガクチカと面接で話すガクチカは別物だから気をつけた方が良いという話」について書きたいと思います
もしかしてあなた
ESのガクチカをそのまま面接で話していないですか?
えっ
ESのまんまを、ガクチカで話しているのだけどダメなの?
結論から言うと、”ダメ”です
今日の記事では
・ESのガクチカをそのまま面接で話してはいけない理由
・あなたのESを10倍輝かせる方法
について書いています
“有料級”の記事になるので、見逃さない様にしてください
・ESに書くガクチカは「映画のパンフレット」、自分のガクチカの概要を簡潔に伝える事を心がけよう
・面接で話すガクチカは「映画の上映」、自分のストーリーを追体験させるつもりで話をしよう
ESに書かれたガクチカを面接でも話す、AIのような学生
スタローン(このブログを書いてる人)とは何者?
私は年に40~50人の学生と面談の練習を行っている、
現役のエンジニア(データサインティスト)です
このブログでは、就活に成功する為に必要な要素について、
現役の社会人目線で書いています
同世代の中ではTOP5%に入るくらいには結果を出している社会人だと、自認しています
このぐらいの成果を出しているから、
“学生からの依頼が多い”事を言いたいだけです
多くの学生が、一生懸命に「ガクチカ」について話してくれます
しかし、ほとんどの学生が、ESに書かれたガクチカを面接でも話してきます
これでは、「文章」と「話」の特性を全く活かしきれていません
インスタに政治の話を書いているくらい、感覚がズレています
今一度、
ESに書くガクチカはどのように書けば良いか、
面接で話すガクチカはどのように話せば良いか、
考えてみましょう
以下に、「文章」と「話す」のメリット・デメリットを並べてみました
就活のケースで考えると、
ES(文章)は、あなたのガクチカを簡潔に書けばよく
面接(話す)は、あなたのガクチカを感情を込めて、そして詳細に話しましょう
ES(文章) と 面接(話す)の関係を分かりやすく表現すると、
ESは「映画のパンフレット」で
面接は「映画の上映」です
「映画のパンフレット」と「映画の上映」
映画を見る前って、「話の全体像」を掴む為に、映画のパンフレットの人物関係図とか見ませんか?
AさんとBさんが恋人関係で、
BさんとCさんは兄弟で、
AさんとCさんは学校のライバル
みたいなやつです
映画のパンフレットの人物関係図があると、映画の内容って凄い掴みやすいですよね
映画のパンフレットを見た後は、映画を見る流れになります
今から見る映画は、どんな話の展開を見せてくれるんだろう
あなたは、こんな気持ちで映画を見るはずです
でも、見に行った映画が、
また、話の全体像をナレーションする流れだったらどうでしょうか?
BさんとCさんは兄弟で、
AさんとCさんは学校のライバル
なんです
と思うはずです
パンフレット
と
映画の上映は
中身自体は同じですが、
その見せ方は異なるわけです
“パンフレット”も”映画の上映”も、各々の特徴を活かす事で
映画の魅力を伝えています
あなたの就活は
「映画のパンフレット」と「映画の上映」が同じになっていないか?
先ほどは、「映画のパンフレット」と「映画の上映」の役割について解説しました
では、そろそろ話を就活に戻しましょう
就活における「ES」も映画のパンフレットと同じ役割を果たしています
ES
ESは、
あなたの事について、分かりやすく全体像を伝える事ができます
だから、あなたの頑張った事について、簡潔に伝える事を心がけましょう
ES(ガクチカ)の基本的な流れは以下の通りです
②困難だった点
③具体的な工夫
④得た学び
大事なのは簡潔に伝える事です
全体像が伝わる事を意識して書きましょう
面接
就活における「面接」は「映画の上映」と同じ役割を果たしています
あなたが頑張った事、そして、その頑張っていた場面を、
面接官と一緒に見ているつもりで話しましょう
ここで大切にして欲しいのは、
あなたの思考プロセスを伝える事です
あなたの映画のワンシーンに意味を与えて、きちんとストーリーを描いて下さい
どう言う事?
簡単に言うと、”話の繋がり”を意識しながら
話しましょうという事です
ここは大事なポイントなので、例を出しながら話します
例) 「部員がどんどん辞めていく」部活で部長を務めた話
部活ではみんなを一致団結させ
チームをリーグ戦優勝に導きました
このガクチカは何点だと思いますか?
自分的には20点くらいでしょうか
ダメなのは以下の点です
・みんなを一致団結させ
→どの様な方法で一致団結させたのかが分からない
この部分を少し修正します
私の部では、部活を辞めてしまう部員が多く、チームがバラバラなのが問題点でした
なので私は、メンバーに積極的に声かけを行う事で、メンバーみんなを一致団結させ
最終的には、チームをリーグ戦優勝に導きました
このガクチカは何点だと思いますか?
自分的には60点くらいでしょうか
ダメなのは以下の点です
・なので私は、メンバーに積極的に声かけを行いました
→なぜ声かけを選んだのか?他の方法ではダメなのか
この部分をさらに修正します
私はサッカー部の部長をやっていました
私の部では、部活を辞めてしまう部員が多く、チームがバラバラなのが問題点でした
辞めてしまった部員に話を聞いた所、成績の低下を心配した部員が退部している事が明らかになりました
なので私は、メンバーに積極的に声かけを行う事で、勉強との両立に不安を抱えている部員に対してメンタルサポートを行い、彼らが部活を続けやすい環境整備を行いました
その結果、メンバーはサッカーに打ち込む事が可能になり、メンバーみんなを一致団結させる事ができました
最終的には、私たちのチームはリーグ戦優勝を果たしました
このガクチカは何点だと思いますか?
自分は95点くらいだと思います
具体的な工夫に至るまでの
①原因の特定
②具体的な施策の決定
③施策の結果、どんな変化が現れたか
上記の3点が、はっきりと伝わる内容になったと思います
そうだよね
面接では、ESに書けない詳細を話す事ができるから、
相手に伝わる内容になるよね
先ほど説明しましたが
ES = 映画のパンフレット
面接 = 映画の上映
この意識があるだけで、あなたの就活への意識は大きく変わると思います
あなたのESを10倍輝かせる方法
最後に、みんなが知りたい内容”あなたのESを10倍輝かせる方法”について、話したいと思います
結論から述べると、あなたのESを10倍輝かせる為には
“面接前の準備”が一番大事になります
どんな準備をすれば良いの??
先ほどの
①原因の特定
②具体的な施策の決定
③施策の結果、どんな変化が現れたか
に照らし合わせながら、書きたいと思います
① 原因の特定
なぜ”原因の特定”について話す必要があるのか?
それは、面接官の心理を考えると自ずと分かります
面接官は面接中に
と考えています
先ほどのサッカー部の例だと
“メンバーに積極的に声かけを行う”が該当しますね
このフェーズでは、自分に対して”何の目的で?”を問うのが有効です
↓
Q.何の目的で?
↓
辞めてしまった部員に話を聞いた所、成績の低下を心配した部員が退部している事が明らかになったので、メンタルサポートが必要だと判断した
きちんと、施策に対応する原因を特定しましょう
② 具体的な施策の決定
面接官は面接中に
・その施策では、あなたの”どんな強み”が活かされているのだろう
について考えています
施策を選んだ思考プロセスについては、”原因の特定”に詳細を書いたので割愛します
「その施策では、あなたの”どんな強み”が活かされているのか」については、きちんと棚卸しするのをお勧めします
大切なのは”強み”に紐づく具体例の収集です
あなたの強みが発揮されたエピソードを集めようって事だよ
例えば”継続力”が強みの人がいれば
・受験勉強
・ダイエット
・ゼミ
と、様々な場面で強みは発揮されるよね
強みに紐づくエピソードを洗い出そう
あなたの”強み”に紐づくエピソードについては、最低3つ洗い出すようにしましょう
施策の結果、どんな変化が現れたか
面接官は面接中に
と考えています
なので、必ず反論については用意しておく様にしましょう
先ほどのサッカー部の例では
メンタルサポートを行い、彼らが部活を続けやすい環境整備を行った
→その結果、メンバーはサッカーに打ち込む事が可能に
が因果関係として説明されました
この因果関係を証明する材料を用意しておきましょう
サッカー部の例では
✅ 辞める人数が70%減りました
✅ 部活の参加率がXX%増加しました
など、定量的な数字があると尚良いです
最後にまとめを示します
②具体的な施策の決定
③施策の結果、どんな変化が現れたか
今日の記事では
・ESのガクチカをそのまま面接で話してはいけない理由
・あなたのESを10倍輝かせる方法
について書きました
あなたの就活に必ず役立つ内容になっていると思うので、
何度も復習する事をお勧めします!!